2010年3月4日木曜日

サンプル版をもらって開発に役立てる

 何かシステムを自分の手でつくろうと思っているとき、そのモデルとなるものを参考にすればより完成度の高いものができる。私の勤める会社は、システム開発会社ではないので、システムを作りたいと思っても、情報がないし、そもそもシステムをつくることができる人間も私くらいしかいない。その私にしても大した技術ではないのだが。普通ならば、外注にしたり既存のパッケージを買うのだけど、そのようなお金をかけることができないこともよくあることである。

 以前、人事管理のデータベースシステムをつくろうと思ったときに、どのような機能があればいいか考えた末、グループウェアのようなシステムを開発しようという考えに至ったことがある。
既存のものを検討したこともあるが、無料のものは必要な機能がなかったり不必要な機能があったりと、いまいち使い勝手が悪く、有料のものは高すぎて導入できない、という経緯があってのことである。

 そこで、参考にするために、サンプル版を手に入れるようにするのである。

 これはたまたまなのだが、営業電話をかけてきた相手がグループウェアを紹介したいというので、それを見せてもらうことにした。残念ながらサンプル版や動作を見ることはできなかったのだが、操作画面をキャプチャしたカタログをもらうことができたので、それを参考にした。

 このように、実際に稼動しているものの情報を得て、そこからシステムを作り上げることができれば、より完成度の高いものをつくることができる。