2010年2月26日金曜日

業者を使った電話アポイントメント営業は受ける必要なし

 大企業によくみられる営業手法で、電話でアポイントメントをとるのだけど、こちらが会ってもいいと言うと、「当日は私ではなく○○という者が参ります」というのである。

 つまり、電話のアポイントメントを、アポイントメントをとるだけの業者やバイトに任せているのである。私は古い考えなのだろうか、人に任せている時点で失格だと思うのだ。
 これはよく広告を大々的にうっている最大手とか、すごく規模の大きい業者などが使うことが多い。

 このような営業手法をしてくる相手とは会う必要はない。こうした電話営業でOKを出して何度も会ってみたけど、会う必要はなかったなとつくづく思うのだから間違いない。

 まず、こうした大規模な業者は、社員の入れ替わりが激しいことが多く、大量に辞めるので、大量採用で簡単に就職できる傾向にある。簡単に入社できた社員は、ろくな教育を受けることもなく、学生の延長気分で仕事をするため、非常にいい加減である。
 約束を守らなかったり時間に遅れてきたり、今日セミナーがあるんですが、今からこれないか、などと非常識な誘いをかけてきたりする(そのときは、近くなのでタクシーに乗ればすぐです、といわれた。流石にタクシー代を払ってくれるのか?とは聞かず断った)。自社製品の知識など殆ど持ち合わせていない。もっていたとしても、会社の説明会で全社的に説明を受けた、と言う程度の知識である。つっこんだ質問には答えられない。しかも、その質問を宿題として、次回にもってくることもしない。

 酷いケースとしては、電話のアポイントメントをとったのに、当日来なかったり(それ以来何の連絡もないが、その業者からは何度もアポの電話が忘れた頃に入るので、今後もあると思う)、その業者主催のセミナーにいったら担当営業がいて、終わった後にその人と話をしていると「このあと暇なんだよな~」とつぶやいたりしている。
 また、彼らが自らアポを取ることは殆どないと言ってもいい。最初のアポは業者任せだし、次回からは飛び込みで直接会社に来てしまう。いきなり新入社員を連れてきて、新人研修の一環なので・・・などと言ったりする。
 そういうときは、事前に約束のない業者とは会わないことにしている、と断ることにしている。総務から連絡が入るので、直接ではなく、そういって断ってください、と任せてしまえばよい。

 とにかくやる気のない業者と会うのは時間の無駄である。