WindowsXPにおいて、右クリックメニューを表示させる速度が遅くなってきた。導入初期のときは、右クリックを押したと同時に表示されていたのが、今では1分位待たないと表示されない。
調べてみると、レジストリに関係があるらしい。あるプログラムを起動するときに参照する場所がレジストリに書かれているのだが、その場所がなかったりネットワークごしにあったりすると、参照に時間がかかってしまい、右クリックメニューがなかなか表示されない、という事態になるらしい。
解決法
[スタート]->[ファイル名を指定して実行]->「regedit」と入力して[OK]をクリック。
レジストリエディタが開いたら、
[HKEY_CLASSES_ROOT]->[Applications]を開く。
(※[.application]という名前もあるけど、それではない)
それ以降にあるキーを一つ一つ開き、ツリー構造になっていればそれもすべて辿る。開いたフォルダ自体を選択すると、右側にその内容が表示される。その内容(データ)部分にパスが表示されている場合がある。そのパスに書かれているファイルが実際に存在するか、調べてみる。パスがない場合、以下の2つの方法のうち、いずれかを実行する。
(1)パスを修正する
そのソフトは存在するが、場所が別のところにあったり、バージョンアップにより変更されている場合には、正しいパスを入力しなおす。パスを入力しなおすには、[名前]の部分に表示されているアイコンをダブルクリックする。
(2)キーを削除する
そのソフトはもはや削除されていて存在しない場合には、そのソフト名のキーごと削除してしまう。
※ネットワークごしで参照するようになっている場合でも、ローカルのパスに変更するか削除したほうがよい。
注意事項
この方法はレジストリを操作、場合によっては削除するので、誤って必要なキーを削除してしまった場合に、コンピュータが起動しなくなる恐れがある。予めバックアップをとるなどして、万が一に備えると共に、自己責任で行うこと。
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